HORACE SILVER |
コネチカット州ノーウォーク出身。ファンキー・ジャズの代表格としてモダン・ジャズ黄金時代をリードしてきたブルーノート・レーベル最大のピアニスト。 シルバーの本格的なキャリアのスタートは、1950年に、クラブに出演していたところをスタン・ゲッツに抜擢されたという。ゲッツの代表作「ザ・コンプリート・ルースト・セッション」に参加。ニューヨークに進出後の52年には、ルー・ドナルソンのブルーノート録音に参加。同年BNへ初リーダー作を録音。この時に共演したアート・ブレイキーとの出会いが、シルバーの音楽性と進路を決定づけたと言える。54年になり、ブレイキーはシルバーと共に、クリフォード・ブラウン、ルー・ドナルソンを擁するクインテットを結成。モダンジャズ黄金期の幕開けを告げる歴史的ライブ録音「バードランドの夜」を行った。シルバーはこの54年には、マイルス・デイヴィスとも共演しており、マイルスの代表作「ウォーキン」などアルバム3枚に参加。 1956年、自らのクインテットを結成。フロント陣は、最初の頃アート・ファーマーとハンク・モブレーだが、のちにジュニア・クックとブルー・ミッチェルを配してファンキー・ブームの先頭に走って行った。1970年頃までに多くのアルバムがブルーノートに残されている。 代表作 : ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ、 ソング・フォー・マイ・ファーザー |
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