J.J.JOHNSON 


 

1924.1.22 - 2001.2.4


J.J.Johnson Site
インディアナ州インディアナポリス出身。スイング・ジャズ時代末期からモダン・ジャズ時代にかけて活躍しているトロンボーンの第一人者。

1940年代初めから、ベニー・カーターやカウント・ベーシー楽団という名門で演奏活動した。50年代初頭に、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらと共演して、腕を磨き、独自の演奏スタイルを確立してモダン・ジャズ時代の人気プレイヤーとなる。54年には、カイ・ウインディングとの双頭による2トロンボーン・グループを結成。黒人と白人の第一人者の共演だから話題を呼ぶ。56年後半に、テナー・サックス&フルート奏者のボビー・ジャスパーを擁した2管グループを持つ。リズムはトミー・フラナガン、ウィルバー・リトル、エルビン・ジョーンズというフラナガン作「オーバーシーズ」のメンバーである。翌年コルネット奏者のナット・アダレイを迎えて、ハード・バップを。

80年代まで断続的に活動を続け人気を博した。この時期のアルバムとして80年作「コンセプツ・イン・ブルー」があります。この作品はジャズとしても聴けますし、フュージョンとしても聴けます。とりわけ曲が魅力的です。80年代以降は映画やTVの音楽を手がけ、90年代後半から公の場での演奏活動を停止。

代表作 : ダイヤル J.J.5