GRANT GREEN 




 1935.6.6 - 1979.1.31


  Grant Green Site 
ミズーリ州セントルイス出身。ビ・バップからファンク・スタイルに至るまでプレイした1960年代のブルーノートを代表するギタリスト兼コンポーザーである。

グラント・グリーンは、幼少の頃から父にギターを教わり、13歳の時にゴスペル・グループで活動を開始。その後ルー・ドナルドソンとの出会いにより、60年にニューヨークへ進出し、ブルーノート・レーベルでのキャリアをスタートさせる。グリーンは、独特の甘い音色で、ホーン楽器のようにシングル・トーンを使って、メロディ・ラインを繰り広げ、聴く者を魅了するのである。このブルーノートの60年代前半では、オルガン奏者との共演が多くあります。又新主流派のテナーのジョー・ヘンダーソン、ヴァイヴのボビー・ハッチャーソンの2人が入ったアルバム「アイドル・モーメンツ」は、ブルーノート屈指の人気盤である。シンプルなトリオからセクステットまでさまざまな楽器編成で演奏活動している。

60年代後半からは、ジェイムス・ブラウンに影響を受け、ファンキー路線に突き進むことになる。70年のライブ盤「ALIVE」がヒットし、グリーンのファンクネスは、72年の「live at the lighthouse」で前人未踏の頂点に昇りつめる事になる。その後麻薬などから病気を引き起こして、79年に亡くなる。

代表作 : フィーリン・ザ・スピリット