LOU DONALDSON |
ノースカロライナ州バデイン出身。1950年代にパーカー派の純正ハード・バッパーとして華しくジャズ・シーンに登場してきたアルト・サックス奏者。 1950年代初めにニューヨークに進出。52年には、ブルーノートに初リーダー作を録音。53年にはクリフォード・ブラウンと共演。そして、54年にアート・ブレイキーのバンドに加入し、ハード・バップには欠かせないライブ・アルバム「バードランドの夜」を録音する。50年代半ばから自己のコンポを結成して演奏活動。以後ルーのレコーディングは、ほとんどがリーダー・セッションになる。57年頃から演奏にコンガを入れて、バリバリのパーカー派であったルーが徐々に少しずつソウル・ジャズの方へ向かって行く。 60年代に入ると、コンガにオルガンを加えた編成で録音。63年からはアーゴでソウル・ジャズともいうべきアルバムを録音。67年にブルーノートに戻り、オルガン、ギターを加えたヒット作「アルゲーター・ブーガルー」を録音。その路線はしばらく続きますが、70年代以降は再びストレートアヘッド路線に復帰。80年代に入っても、ビ・バップ・アルバムを録音し、ルーはパーカー派のアルト奏者だったと示した。90年代以降も精力的に演奏活動を続けている。 代表作 : ブルース・ウォーク |
![]() 1926.11.1 - Lou Donaldson Site |