THELONIOUS MONK




1917.10.10 - 1982.2.17


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ノースカロライナ州ロッキーマウント出身。即興演奏における独特のスタイルと、そして数多くのスタンダード・ナンバーを作曲し、大きな影響を与えた偉大なピアニスト。

1940年代初頭より、ジャズ・ピアニストとしての活動を始める。バップの温床といわれた[ミントン]でディジー・ガレスピーやチャーリー・クリスチャンと共演し、モダン・ジャズのパイオニアのひとりとなった。1942年以降、自己のグループで演奏活動をはじめ、1944年には、モンク自身の最初のスタジオ録音をコールマン・ホーキンス・カルテットと共に吹込みをしている。1947年には、初リーダー作品をブルーノートに録音している。

1950年代半ばから人気が出はじめ、その音楽が正しく評価されるようになった。プレスティッジからリバーサイドに移籍し、ここで名盤といわれる多くの作品を生み出している。1957年には、ジョン・コルトレーンと共演、1958年にはジョニー・グリフィンを含むカルテットを率いて[ファイブ・スポット]に出演し絶賛を浴びる。1959年以降はチャーリー・ラウズを含むカルテットによって精力的に活動し、1970年まで継続。1970年代に入ると病気のため活動が途絶えがちになり、1970年半ばに第一線から退いてしまった。1982年に脳梗塞で亡くなる。

代表作 : セロニアス・モンク・トリオ、ブリリアント・コーナーズ