HAMPTON HAWES |
![]() 1928.11.13 - 1977.5.22 Hampton Hawes Site |
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。ウエスト・コースト・ジャズの中にあってハード・バップも果敢に演奏するジャズ・ピアニスト。 1940年代後半に、アート・ペッパー、デクスター・ゴードンなどウエスト・コーストの有名ジャズメンと共演していた。51年9月22日に、ハンプトン・ホーズがリーダーとなって吹込んだVantageレーベルの「ザ・ハンプトン・ホーズ・トリオ」、これは"クラブ・ヘイグ"で行なわれたライブとして記録されている。ホーズは、このころから西海岸で注目を集め始めたが、やがて兵役にとられて53年から日本にいて、そのあと帰国後、コンテンポラリーの専属となり、名をあげた。 このコンテンポラリーには、傑作が残されている。粘りけのある独特のスイング感はホーズがもっとも得意とするもの。彼のモダン・ピアノの醍醐味を存分に味わえ、イーストやウエストといった物理的な距離感の違いなどまったく感じさせないハード・バッパーとしてのテクニシャンぶりを発揮している作品が並んでいる。 活動休止があって、60年代後半に活動再開し、世界ツアーを行う。ツアー中に数枚のアルバムを録音。70年代のなると、電化された音楽を試みたり、自伝の本を発表したりした。77年に脳出血で亡くなる。 代表作 : ザ・トリオvol.1 |