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 フィンガー・ペインティング / アール・クルー  




Finger Paintings






アール・クルーは1974年、チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーに一時参加。その後ジョージ・シアリング・クインテットにも参加。又地元デトロイトを中心に自己のグループで活躍する。そして、デイヴ・グルーシンに見出され、グルーシンのプロダクション、GRPと契約し、76年にブルーノートより初リーダー・アルバム「アール・クルー」を発表する。

クルーのリーダー3作目となる本作品は、アレンジも兼ねるグルーシンとラリー・ローゼンがプロデュース。当時の売れっ子ミュージシャンたちをバックに繰り広げるクルーの感性豊かにして心温かいアコースティック・ギター・プレイを披露する。なお、2と4と6曲目以外はクルーの作曲です。

1曲目<ドクター・マクンバ>は、軽快なリズムに乗って、クルーの暖か味のある音色で、躍動的に奏でる。
youtube.com/watch?v=xi73VOh-EXY

2曲目<遠い昔>は、シンガー・ソングライターのジェイムス・テイラーの作曲によるバラード。クルーのギターは爽やかで心地いいメロディが流れます。最後はブラス・セクション、ストリングスなどと一体となって素晴らしい演奏を繰り広げる。
youtube.com/watch?v=qwwZ8eXxNGM

3曲目の<カボ・フリオ>は、比較的速いテンポのカリプソ調で、ストリングス、ブラス・セクションをバックに、クルーの熱いギター演奏が展開される。

4曲目の<バレッタのテーマ>は、デイブ・グルーシンの作曲。ルイス・ジョンソンのスラップ・ベースと、ブラス・セクションが効果的で、ソウルフルなコーラスも入ったファンキー・ナンバー。
youtube.com/watch?v=mbDKVICP3oY

5曲目<キャサリン>は、TVのエンディングなどで使われてきたアール・クルー・サウンドの名曲。全編にわたって、リー・リトナーのサイド・ギター、グルーシンのエレピ、そしてストリングスなど豪華なバックに、クルーのギターは軽やかに柔らかく奏でます。


6曲目<ダンス・ウィズ・ミー>は、ポップ・ロック・バンドのオーリアンズの代表曲として有名な曲。華麗なストリングスも入り、スティーブ・ガッドのドラム、ジョンソンの渋いベース、リズム隊が堅実なサポートして、クルーがのびのびと弾いています。
youtube.com/watch?v=nFu5QMgfV-E

8曲目<サマー・ソング>は、ストリングス入りのミディアム・テンポで流れ、爽やかで気持ちよさを感じる曲。
youtube.com/watch?v=gRKwvioYrKw

9曲目<ディス・タイム>は、エンディングに相応しいメロディの美しい曲。ジャズ・ボーカリストのアル・ジャロウが逆カバーしております。
youtube.com/watch?v=-hXdahX_UDo

フィンガー・ペインティングの商品詳細ページ
  録音 1977年2月
  1. Dr. Macumba 4:27
  2. Long Ago And Far Away 5:37
  3. Cabo Frio 3:32
  4. Keep Your Eye On The Sparrow
   (Baretta's Theme) 4:37
  5. Catherine 4:11
  6. Dance With Me 3:26
  7. Jolanta 3:03
  8. Summer Song 4:07
  9. This Time 3:44

  -パーソネル-
  アール・クルー acg
  デイヴ・グルーシン keyb
  リー・リトナー g
  アンソニー・ジャクソン elb
  ルイス・ジョンソン elb
  スティーヴ・ガット ds
  ハービー・メイスン ds
  ラルフ・マクドナルド perc
  スティーヴ・フォーマン perc

  others backing vocals and brass
  section and strings